本: 2009年7月 Archives
幼稚園年長児クラスの1年を通じて、コミュニケーション・問題解決能力といった子供の成長・子供の可能性を示す。
5歳の誇り あの風の谷の子どもたち | |
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実際のクラスの日常やイベント、(本書は学級通信を基にされている)親からのコメントなど子供のリアルな成長が感じられると共に、子供の成長の早さ、可能性を考えさせられる。
高度情報処理試験、プロジェクトマネージャの午後Ⅱ試験(論文試験)のみに的を絞った対策本。論文の構成から時間配分までガイド、そして実際の論文サンプルはほぼ全ての分野を網羅、かつ1つのテーマ毎に2つのサンプルを掲載。
プロジェクトマネージャ合格論文集 (情報処理技術者試験) | |
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情報処理試験の論文試験は、「論文」というだけで敷居が高く感じる人も多い。事実、小生自身初めての論文試験で、何から手をつけて良いか戸惑ったが、本書は間違いのない1冊だった。2周ほど読み通すと、与えられたテーマ(試験題目)でどう構成していけば良いかは自然にできるようになる。高度試験の午前問題は足きり程度のレベルであり、過去問から同様の問題がかなりの頻度で出されるので、公表されている過去問で用は足りる。午後Ⅰは別の書籍を用意する必要あるが、ここも足きりレベル程度なので、午後Ⅱに焦点を絞る本書の狙いは的を射ている。
ちなみに小生は、1度目は論文の記述途中、構成に迷いが生じ(字数配分のミス)、ぼろぼろだった。しかし、それでも結果は「B」判定(あと1歩)だったため、題材から構成(字数配分)を10分以内に作る、というシミュレーションを数度行うことで、無事、2度目の受験で合格を果たした。
元NHIディレクターだが、フリーのジャーナリスト(著者はタイトルのとおり科学ジャーナリストを名乗り)として、NHI時代の番組製作から得た教訓、仮説・検証・実施というプロセスを書き下ろす。最後には昨今のNHIも含めたTVの問題、ジャーナリズムに対する憂いまで述べている。
仮説の検証 科学ジャーナリストの仕事 | |
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メディアの多様化に伴い、相対的にTVの広告費は削減されてきた。それを理由にすれば簡単だが、どの局も似たり寄ったりの放映でつまらなくなった昨今のTVに、どれだけこういった想いのこもった番組があるのだろう。
時代背景と共にシステムや技術は変革してきたが、その点については甲乙つけるわけでもなく、しかし物事の本質については鋭く貫く。特に、TVの下請け・孫請けによる思想も何もないTV番組、挙げ句の果てにはヤラセといった問題には根本原因についてはするどく批判する。
論点も絞られていて、お勧めできる1冊。
損益計算書(PL)、貸借対照表(BS)、キャッシュフロー計算書(CS)からなる、いわゆる「財務3表」の役割と関連性を分かりやすく解説する書。著者は本書を読み解くことによって、「簿記や仕訳を勉強した人とさして変わりがなく、『全体像の把握』についてはそれ以上の理解が得られる」と語る。
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専門書はどの分野も専門用語、及びその説明に終始しがちであるが、如何に全体像のイメージを万人に分かりやすく伝えるかは、また別の能力が必要である。そういった意味でも、本書は非常に参考になった。趣旨についても、BSとPLの連結イメージ(P.44)から始まり、これでもかという位の財務3表(BS、PL、CS)の関連性説明、CSのパターンによる会社の状況の推測方法(P.183)まであり、腹に落ちる。財務指標についても簡単に説明はあり(P.169)、決算書の確認がタイトルの通り楽にできるようになる。