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CD付き英語の発音が正しくなる本CD付き英語の発音が正しくなる本
鷲見 由理

ナツメ社 2000-01
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発音を学ぶにあたり、良書と言える1冊。

26の母音、24の子音それぞれ発音記号ごとに、口(舌・歯)の形と声の出し方を絵と言葉で解説し、さらにその音を示す一般的なスペルと、代表的な単語を例示する。タイトルにもあるとおりCDもついているので、実際に音を確認できる。
シンプルな構成でわかりやすく、かつ内容も必要十分で通勤・通学などの空き時間から自宅などでの集中的な練習まで、幅広く活用でき、スピーキングの必要な人はもちろん、そうでない人も手元に置いておきたい。

と褒めて落とすようだが、こういう分野はいずれスマホ・タブレットのアプリに置き換わるのではないだろうか。即ち、特定の音を検索・練習するときに、CDという媒体は既に時代遅れと感じる。
新TOEICテスト 直前の技術—スコアが上がりやすい順に学ぶ
新TOEICテスト 直前の技術—スコアが上がりやすい順に学ぶロバート ヒルキ ポール ワーデン ヒロ前田 Robert Hilke

アルク 2006-12-21
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セミナー(「セミナー: TOEIC速効セミナー/日経アソシエセミナー」参照)のテキストとして配られた1冊だが、3~4年前から気になっていた(結果、ダブらなくてすんだが)。

長くTOEICを研究した氏によるTOEIC解説本。問題の分類、出題者の意図、解答のテクニックがPart毎に掲載されている。問題の分類ができれば効率的な学習ができ、問題の意味・出題者の意図が理解できれば惑わされずになり、解答のテクニックを知れば時間に追われなくなる。発行は5年前と若干古いのだが、今でも十分役に立つ。例えば、ハングル(TOEICの受験者は大半が日本人と韓国人であり、双方の弱点を狙った問題が出題されるとの説明が前述のセミナーであり)でコピーとコーヒーは発音が似ているため、その間違いを狙った問題が出される(P.19)は、今回2011年9月11日の第165回TOEIC公開テストにも出題されていた。

なお、当然ながら練習(セミナーでは氏は”Practice”を使用)は必要性も説かれており、一読で点数が上がるというものではない(それができれば誰も苦労はしない)。
8月27日(土)開催の日経アソシエ主催、ロバート・ヒルキ氏のTOEIC速攻セミナー
http://business.nikkeibp.co.jp/nbs/nba/semi67/

著書『新・TOEIC直前の技術』 でロバート・ヒルキ氏の名前を知り、今回そのセミナーということで申し込み。(中村澄子氏の勉強会といろいろ迷うが、1日で終わり他へのインパクトが少ないことと、次回9月11日の試験対策の一環としてこちらを申し込む。)

まずセミナーの言語、基本は終始英語なのだが、在日歴が長い(30年超)こともあり、また妻が日本人とのことで日本語は流ちょう。時折、日本語でしゃべったり日本の単語を織り交ぜたりする。また英語も、TOEICを研究し続けて日本人・韓国人の苦手分野を理解しているだけあり、平易な文・単語が多く、普通に喋っているときも聞き取り安く、理解しやすい。

肝心のセミナー内容だが、なるほどと頷くものから目から鱗が落ちるものまで、氏のテクニックがいろいろ紹介される。こうした類のテクニックは邪道という意見もあるが、王道でもある。日本では否が応でもTOEIC偏重のところが多く、まずは点数ありきなのも事実。であれば、こうしたテクニックを知っておいて点数を出してしまえばいい。それから、趣味やより実務の英語勉強をすればいいのだから。

TOEIC対策としてはもちろん、ユーモア有り楽しめる終止楽しく参加できた。
アルクのヒアリングマラソンを始めて1年、とうとう終わりを迎えたのでまとめを備忘録がてら。

まずはヒアリング時間。結論としては580時間、1000時間はおいといて、目安としていた600時間(50時間/月)にはわずかに届かず。概ね2~2.5時間/日実施するも、休日など行わない日も多かったため。基本は通勤時間+昼休みで実施、+αで時間を取るようにしていたが、前半は試験(PMP・TOEIC)の勉強に充てたこともあり、思うように延びなかった。仕事が忙しかった分、通勤時間が増えて”多聴”時間は多かったものの、”精聴”時間が少なかった。

効果は、数値的なものとして3回のTOEICを挙げる。1回は最高点を更新するものの、2回はいまいちな低スコアで結論でず。ただし、これはヒアリング時の集中した時間”精聴”の少なさに比例したもので、やった内容相応と納得。その他の感覚・二次効果と、最新の話題・ボキャブラリーは間違いなく増えた。これは仕事でも、ガイジン相手の会話のネタにかなり役だった。

その他、教材について。ヒアリングマラソン用とEnglish Journalがセットになっているが、希望を言うと分けてヒアリングマラソン用のみで3万円程度で出してもらいたい。(ちょっと抱き合わせ販売感はぬぐえず。)

最終的なまとめとして、ヒアリングマラソンの内容はバラエティに富んでおり、またレベルもよく考えられている。(開始条件、TOEIC550点以上の人が)真剣にとりくめば間違いなく能力向上すると感じる一方、年間1000時間のヒアリング時間確保はそれ相応の決意が必要。
audio-technica アクティブキャンセリングヘッドホン ATH-ANC3 BK
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オーディオテクニカ 2008-02-22
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おすすめ平均 star
star良い感じ
star耐久性が悪い
star耳栓としても上々

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audio-technica アクティブキャンセリングヘッドホン ATH-ANC3 WH
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おすすめ平均
stars二個目を使い潰した感想です
stars電車内の騒音などには効果抜群
stars技術者に感謝
stars結構良いかも。
stars勉強に集中できます!!

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移動時に英語のリスニングや pod casting 等行うのに最適な一品。また、新幹線や飛行機によるノイズの軽減も期待される(騒音にさらされているだけで、いかに疲労が蓄積されるかわかる)。

実際、通勤で使用すると電車車や車のタイヤノイズが大分軽減される。量販店の視聴モニターでは騒音があらゆる帯域で、大音量で流れているのであまり効果を感じられなかったが、初めて電車で使用したときには外界から一気に草原に異動したような(あるいは雪が積もった朝のような)感覚に感動さえ覚えた。

ノイズキャンセリングをOnにした瞬間にホワイトノイズが少し目立つが、音源を再生すると気にならないレベル。
通常の話し声の周波数帯はキャンセリングされないため、電車のアナウンスも聞こえる。むしろ、ノイズが軽減される分、音源の音量を数目盛り下げられるため、耳へのダメージや音漏れの心配も軽減される。
単4 1本で毎日通勤(往復2時間以上)に使用しても数週間持ち、万が一電池が切れてもスルー機能、即ち通常のイヤホンとしても使用できるのもいい。
実売1万円以下で購入できるので、扱いに慎重になることなく、通勤に最適な1品。

2012.1.8 追記
過酷(?)な通勤でほぼ毎日使用していた結果、2年程度の使用でノイズ・ジェネレーティング イヤホンになってしまった。どうもこのモデルは電池ボックス・ユニット部分と、イヤホン側の接続部が断線に弱いようで、後続モデルでは蛇腹のカバーで強化されている。修理を検討するも4千円とのこと、現在は新品が4千円台まで安くなっているため修理は断念して別モデル買い換えることに。今まで英語学習に重宝しましたが、今後はただのイヤホンとして使用していきます。
新TOEICテスト スコアアップ135のヒント (祥伝社黄金文庫)
新TOEICテスト スコアアップ135のヒント (祥伝社黄金文庫)
祥伝社 2010-03-11
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おすすめ平均 star
star出来ないのに欲張りな方に
star「TOEICテストスコアアップ131のヒント」中村澄子/小学館 2006/12出版(親本)を大幅に加筆・修正した文庫化版。
starTOEICで高得点を取るヒント

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1日1分レッスンの中村澄子著による最新TOEIC本。

前回の「TOEIC TEST 3カ月で高得点を出す人の共通点」が挿絵あり・グッズや他人のノート紹介ありで読み物として楽しめる1冊であったのに対し、こちらはより実践的な1冊。勉強の道具や方法では少し被るところもあるが、これからTOEIC受ける人、受けていて手詰まりを感じているときなどには参考になる。

特に、前著でも書かれていることだが新公式問題集が最も大切というのは、市販の本から入った人には目から鱗が落ちる思いだろう。また、各Partごとの重要度や時間配分など、TOEICのProcedure Manual (手順書) とも言える。

TOEIC TEST 3カ月で高得点を出す人の共通点
TOEIC TEST 3カ月で高得点を出す人の共通点
祥伝社 2010-01-30
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おすすめ平均 star
star三ヶ月では無理だけど・・・
starテクニック本ではない
star3カ月で900点を獲得するための実践的方法論

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タイトルからすると一見テクニック集のように早とちりしてしまいそうだが、本書は決して軟派な本ではない。安直に高得点を求める人は一蹴し、どうすれば目的を達成できるか、最低でも1日3時間の勉強を努力する人の一助となるよう、アドバイス的な、至極硬派な1冊。

TOEICはテクニックだけで高得点を取れるものではないが、英語力があるからといってして高得点取れるわけでもない。非可逆的な論理がそこには存在し、今の日本では明文化されているか否かは別としてスコアが少なからず求められている以上、高得点を出すためのテクニックも必要であったりする。

本書は努力(著者は前述の通り1日3時間の勉強をボーダーラインに課す)している・する人を対象としており、高得点を出す勉強方法、他の結果を出した人の紹介、中にはノート術やグッズの写真紹介等もあり、多方面から刺激してくれる。
書物から講義までTOEICでは第一線で有名な著者とあり、実務的なことから目から鱗が落ちるようなことまで、参考になる情報が満載。あまり受験していない人はもちろん、普通の正統派的な英語学習のみの人は一読の価値あり。

 
書籍の内容を耳で聞くオーディオブックのサイト「Audible http://www.audible.com/」のメモ。

書籍を読む時間がない場合、リスニング能力向上等の手段として、有益な1つのオーディオブック。掲題のサイトはAmazonよりもかなり安価で取得でき、各種Playerも充実していて使い勝手がよい。コンテンツは購入後、会員のMy Libraryに登録され、後は専用ソフトウェアでダウンロードしてPC・iPodやBlackBerry(後述)、CDに焼いて聴くことができる。通常の無料会員の他、月額有料のGold/Platinum会員があり、$14.95 or $22.95/月~支払うことでそれぞれ1・3本毎月無料、購入も30%off~なる。

尚、年末等には以下のようなキャンペーン・メールが来るので、一時的に有料会員になるというのも手。

Get your first 14 days of the AudibleListener(R) Gold membership plan
free, which includes one audiobook credit. After your 14 day trial,
your membership will renew each month for just $14.95 per month so
you can continue to receive one audiobook credit per month plus
members-only discounts on all audio purchases. A very small number of
titles are more than one credit. Cancel your membership before your
free trial period is up and you will not be charged. Thereafter,
cancel anytime, effective the next billing cycle. Any unused
audiobook credits will be lost at cancellation.

 肝心のコンテンツだが、書籍として出版されている物の他、大統領の就任演説やNew York Times やWall Street Journal等新聞のダイジェスト版配信などもあり、無料の物も多数あるのでリスニング目的でも十分使える。書籍では、例えば、現在日本でも売り上げランク上位を占める「フリー(NHK出版)」が、著者の意向だろうが、無料で手に入る(但し、会員登録で国名をUSで登録する必要あり、JapanではDownload不可)。

BlackBerryでは、http://www.audible.com/bb から専用のソフトウェアをダウンロード可能。起動し、PCで登録した会員IDからMy Libraryを参照、購入済みの物を保存・ストリーミングできる。

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アルクのヒアリングマラソンを申し込む。1年間に1000時間を目安にヒアリングを実施することで英語の聞き取る力をつけるという有名な通信講座。

基本的に英語の学習は目的と意識だと思っているので、お金をかけて勉強するのには消極的だった。しかし、自己満足や徒労感で終わることの多い英会話教室や怪しげな(時間をかけずに、などと謳った)教材と異なり、英語を習得した人の多数がNHKラジオと共に推薦する同教材。そうは言っても1000時間、1日辺り3時間近くの勉強が必要なわけで、継続するのが難しいのもまた事実。今回、

・会社の収益悪化に伴うコスト削減で、今年は会社の英会話教室が中止となる
・ヒアリングマラソンが、とある会員の特典で20%offとなる

ことから意を決する。効果の程は主観的なものの他に半年後・1年後のTOEICで相対的に苦手なヒアリングがどの程度向上するか、確認したい。

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