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英語を学ぶのは40歳からがいい 3つの習慣で力がつく驚異の勉強法 (幻冬舎新書)英語を学ぶのは40歳からがいい 3つの習慣で力がつく驚異の勉強法 (幻冬舎新書)
菊間 ひろみ

幻冬舎 2011-07-28
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3つの習慣、即ち音読・多読・最低限の表現を覚える(巻末に44の英語表現を掲載)は至極まっとうだが、全体の本書の魅力は種々のTips。リエゾンや発音のルール(例えばget up は「ゲラップ」、単語の最後の[d]は発音しないなど)、未来を表す3種類の表現(be doing / be going to do / will do)の使い分けなど、学校で習わないが有益・必要な情報が満載。勉強の仕方でも、TOEICの問題は解かない(とは言っても、社会ではTOEICの点数が求められるのも事実。ここは何を主眼におくかだが、ある程度の点数取るまでは、TOEICも勉強すべきと考えるが)など、考えさせられる。

載っている英語表現も初歩的なモノが多く、比較的読みやすい。タイトルから40歳以上のみをターゲットにしてはもったいない。
その英語、ネイティブはカチンときます (青春新書INTELLIGENCE)
その英語、ネイティブはカチンときます (青春新書INTELLIGENCE)デイビッド・セイン 岡 悦子

青春出版社 2010-02-02
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中学・高校の英語からは、またその後の英語学習でもネイティブとかなり密なコミュニケーションを持ち続けなければ与り知らぬであろう、微妙なニュアンスが解説されている。本書ではよくありそうな表現に対し、複数の英語表現を掲載とともに、そうしたネイティブの受け取り方を解説。例えば相づちを打つのに、単なる"I see." よりは "Oh, I see." と"Oh" 一つで上品になる(P.21)など、なるほど的なものが多い。

ただ、英語を仕事から生活まで全て、母国語のように習得する必要のあるようなごく一部の人を除き、本書は読み物程度の位置づで十分だろう(むしろ、気にする余り会話を躊躇する方が問題)。その理由として、以下があげられる。

1.通常の会話は一語で終わらない。(相手の反応でフォロー可能)
2.相手も、ノンネイティブとの会話であれば、いくらか理解を期待できる。(逆の立場を想定すれば納得できるであろう)
3.中には、使用頻度が疑問なものもあり。(娯楽的な読み物としては良いが、誰がどんなシチュエーションで「お腹が出てきたんじゃない」「彼と関係を持ったの?」などを使うのか)

その他、第1刷ではP.125で日本語に対する英文例が間違ったものを掲載している(具体的には英文のみ、P.12の内容が重複して掲載されている)。もしかしたら最新の刷では修正されているかもしれないが、そもそもこのような、単純な誤植のまま出版されているのをみると、内容全体に対して懐疑的にならざるを得ない。
新TOEICテスト 直前の技術—スコアが上がりやすい順に学ぶ
新TOEICテスト 直前の技術—スコアが上がりやすい順に学ぶロバート ヒルキ ポール ワーデン ヒロ前田 Robert Hilke

アルク 2006-12-21
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セミナー(「セミナー: TOEIC速効セミナー/日経アソシエセミナー」参照)のテキストとして配られた1冊だが、3~4年前から気になっていた(結果、ダブらなくてすんだが)。

長くTOEICを研究した氏によるTOEIC解説本。問題の分類、出題者の意図、解答のテクニックがPart毎に掲載されている。問題の分類ができれば効率的な学習ができ、問題の意味・出題者の意図が理解できれば惑わされずになり、解答のテクニックを知れば時間に追われなくなる。発行は5年前と若干古いのだが、今でも十分役に立つ。例えば、ハングル(TOEICの受験者は大半が日本人と韓国人であり、双方の弱点を狙った問題が出題されるとの説明が前述のセミナーであり)でコピーとコーヒーは発音が似ているため、その間違いを狙った問題が出される(P.19)は、今回2011年9月11日の第165回TOEIC公開テストにも出題されていた。

なお、当然ながら練習(セミナーでは氏は”Practice”を使用)は必要性も説かれており、一読で点数が上がるというものではない(それができれば誰も苦労はしない)。
くまのプーさんはじめての英語絵じてん―親子でストーリーブック Pooh’s Honey Tree全編収録 (ディズニーイングリッシュ ディズニーの英語ディクショナリー)
くまのプーさんはじめての英語絵じてん―親子でストーリーブック Pooh’s Honey Tree全編収録 (ディズニーイングリッシュ ディズニーの英語ディクショナリー)吉田研作

学習研究社 2010-06-23
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おすすめ平均 star
starプーさん好きのプーさんを原書で読むための辞書
starすっごく かわいい!
starくまのプーさんを読むための英語辞典

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プーさんを原書で読むために必要な単語を、絵付きで記す辞書。タイトルの通り、親子で楽しめる1冊。対象としては小学校入る辺りの子供だろうか。いろいろ絵付きで、また本に出てくる単語や例文を収録したCD付きで愉しく学べる。
子供が最初に手に取る辞書としては必要十分なのだが、欲を言うともう少し紙の質が良くても、また絵や付録をもう少し付けて幼児の興味や、興味の範囲を発展するようなことも考えてあるとなお良かった。
新TOEICテスト スコアアップ135のヒント (祥伝社黄金文庫)
新TOEICテスト スコアアップ135のヒント (祥伝社黄金文庫)
祥伝社 2010-03-11
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おすすめ平均 star
star出来ないのに欲張りな方に
star「TOEICテストスコアアップ131のヒント」中村澄子/小学館 2006/12出版(親本)を大幅に加筆・修正した文庫化版。
starTOEICで高得点を取るヒント

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1日1分レッスンの中村澄子著による最新TOEIC本。

前回の「TOEIC TEST 3カ月で高得点を出す人の共通点」が挿絵あり・グッズや他人のノート紹介ありで読み物として楽しめる1冊であったのに対し、こちらはより実践的な1冊。勉強の道具や方法では少し被るところもあるが、これからTOEIC受ける人、受けていて手詰まりを感じているときなどには参考になる。

特に、前著でも書かれていることだが新公式問題集が最も大切というのは、市販の本から入った人には目から鱗が落ちる思いだろう。また、各Partごとの重要度や時間配分など、TOEICのProcedure Manual (手順書) とも言える。

TOEIC TEST 3カ月で高得点を出す人の共通点
TOEIC TEST 3カ月で高得点を出す人の共通点
祥伝社 2010-01-30
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おすすめ平均 star
star三ヶ月では無理だけど・・・
starテクニック本ではない
star3カ月で900点を獲得するための実践的方法論

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タイトルからすると一見テクニック集のように早とちりしてしまいそうだが、本書は決して軟派な本ではない。安直に高得点を求める人は一蹴し、どうすれば目的を達成できるか、最低でも1日3時間の勉強を努力する人の一助となるよう、アドバイス的な、至極硬派な1冊。

TOEICはテクニックだけで高得点を取れるものではないが、英語力があるからといってして高得点取れるわけでもない。非可逆的な論理がそこには存在し、今の日本では明文化されているか否かは別としてスコアが少なからず求められている以上、高得点を出すためのテクニックも必要であったりする。

本書は努力(著者は前述の通り1日3時間の勉強をボーダーラインに課す)している・する人を対象としており、高得点を出す勉強方法、他の結果を出した人の紹介、中にはノート術やグッズの写真紹介等もあり、多方面から刺激してくれる。
書物から講義までTOEICでは第一線で有名な著者とあり、実務的なことから目から鱗が落ちるようなことまで、参考になる情報が満載。あまり受験していない人はもちろん、普通の正統派的な英語学習のみの人は一読の価値あり。
その名の通り、アメリカの小学生向け歴史教科書を英和・対訳で記載。
アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書
アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書
ジャパンブック 2005-01
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おすすめ平均 star
star有用なアメリカ史、アメリカ政治史入門
starなるほど小学生の教科書か!
star英語とアメリカ史の勉強が同時にできる優れもの。

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単純にアメリカ史として、英語の読み物として---平易な英語で記述されており、 非常に読みやすくわかりやすい---、アメリカ人の価値観の一面を知る本として、あまり類を見ない1冊。タイトルの通り小学生向けなので読みやすく、それでいて奥が深い。

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