Recently in 資格取得 Category

PMP試験

| | Comments (0) | TrackBacks (0)
受験から1.5ヶ月ほどたってしまったが、PMP(http://www.pmi-japan.org/pmp_license/pmp/guideline.php)を受験・合格したのでその記録を記す。


まずテキスト、勉強方法・時間について

■テキスト
 ・PMBOK 第3版 (原書の英語版)、今なら第4版。
 日本語版も出ているが、試験に誤訳や名詞(プロセス・成果物名)の翻訳が変わることがあるため、原書を使用。
 ・研修のテキスト・問題集(400問)
  某PMP対策講座のオリジナルテキスト。対策講座は各社・各様でいろいろあれど、PMP対策講座と名乗っているものはたいてい400問程度の問題集があり、いろいろな人に話聞いてもこれが1番ベースとなる。
 ・PMP試験合格虎の巻―重要ポイント解説+演習問題・模擬試験(アイテック情報処理技術者教育センター 2005-12)
 上記の研修問題集の後、仕上げの再確認として使用。日本語に意味不明なところがなく、全て日本語で書かれているので本番よりも少し易しめ。これも今は最新の4版向けが出ている。

■勉強方法
 最も効率よくするなら、まずは本番に近い、日本語・英語記載の問題集(400問)を3度解き、3度目で9割の正答率になるよう調整する。合格は200問のうち175問採点され、106問以上正解(採点対象は受験者はわからないので、131問以上正解できるレベルが安全圏)と比較的緩いが、初回は6割もとれなかった。
 PMBOKを丸暗記しても100点を取れない試験なので、問題集から必要に応じてPMBOKを参照する。計算問題(Earned Value)は必ず解けるようにしておき、プロセス・成果物の類は極力覚えるのが望ましいが、時間の関係で7~8割の完成度で受験した。
 安全を期すなら、PMBOKを一通り読破した上、各種論文等の確認もいいだろうが、きりがないのでここは割り切りが必要だろう。とは言っても、受験料$500以上(今なら5万円切るのでチャンス!?)する試験なので、慎重にならざるを得ないが。

■勉強時間
 問題集400問は10の単元で構成されており、1つの単元が40問で実施・回答確認で1時間程度、400問で10時間(実際には初回では誤答率が高く、また理解できていないことが多いので確認時間はもっとかかり、3回目ではもっと少なくすむ)。それを3回行うので最低30時間、その他計算問題やプロセス・成果物の暗記、最終確認や別の問題集の実施で20~30時間。この時間でぎりぎりの合格だったので、標準と言われる100時間まで弱点の補強や記憶の定着に費やすと、もう少しいけたと思う(但し、50~60時間以降は、かけた時間に対する成果の効率が落ちそうなので、繰り返しになるが割り切りも必要)。

次に受験申し込み
 実は受験申し込み自体、受験資格(PDUや経歴)はすでにクリアしていた1年前に勢いで実施、Audioにも引っかからなかったのであまり覚えていない。英語での詳細なプロジェクト経歴を複数記載と、申し込み自体もいっぱんの試験と比べて煩雑だが、各種サイトや研修コースでも申し込み方法のレクチャーがあるので、それられに従えば行えるだろう。

試験申し込み
 無事、受験申し込みが承認されたらPrometric社のサイトから試験の申し込み。試験会場、試験日の制約が結構あるので、私のように受験申し込みから試験までの間隔があき、試験申込期限間近・・・なんて場合には注意必要。

試験について
 PCを使用したオンライン試験。200問、4時間の試験で単調なのでとにかく体調管理と集中力の持続が鍵。午前の部・午後の部と対応が異なるだろうが、適度な水分・食事の確保が肝。
 私の場合はかなり早読みで解き、2時間で全200問を完了。その後、あやふやな問題や計算問題の再確認(問題をブックマークすることは可能)を1時間ほど、そこでそれ以上やっても大差ないとの判断より、また集中力切れたこともあり、終了ボタンをポチ。
 数十秒ほど計算が行われ、その場で結果が画面に表示される。

合格証
 約6週間で送付されるとあったが、2週間で到着。この辺は混雑状況にもよるので、一概には言えない模様。
c.f.

PMP受験・決意

| | Comments (0) | TrackBacks (0)

PMP(PMIによるProject Manager資格)の受験を決意する。

と言っても正確には今年前半に決めており、7月には受験申し込みも済ませていた。しかし受験期限が1年もあることから、船舶免許などを優先していてしばらく放っていた。ちなみに先に申し込んだのは、$500以上する受験料を自費で支払い済みとすれば否が応でも受けるだろうと。。

昨年PMBOK Guide (A Guide to the Project Management Body of Knowledge) 第4版が出て現在は過渡期であるが、試験はしばらく第3版中心だろうと楽観。用意した書籍は以下の2冊(正確には購入したPMBOKは第3版)。PMBOKガイドは邦訳も出されているが、悪評高い日本語訳のため英語版を用意。これに、PMP対策講座の研修を会社で受けたので、研修独自のテキストや問題集を使用する予定。

A Guide to the Project Management Body of Knowledge: (Pmbok Guide)
A Guide to the Project Management Body of Knowledge: (Pmbok Guide) Project Management Institute

Project Management Inst 2008-12-31
売り上げランキング : 1518

おすすめ平均 star
star英語で学ぼうPMBOK
starPMBOK2000準拠の試験が終了は2005年秋
starPMBOKの最新版

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

※第4版となっているが、購入したのは第3版。ちなみにPMBOKはAmazon.co.jpよりも、本国Amazon.comで購入する方が$38.87+国際便送料$4.5~と遙かに安い。Amazon.comでの購入はこちら

PMP試験合格虎の巻―重要ポイント解説+演習問題・模擬試験

PMP試験合格虎の巻―重要ポイント解説+演習問題・模擬試験
アイテック情報処理技術者教育センター 2005-12
売り上げランキング : 95311

おすすめ平均 star
star合格者談
starインプットとアウトプット、ツールと技法の関係がひとまとめ。
starよくまとまっていますが、PMP合格するには+αが必要かと

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 ※同上。上記とは別に第4版対応が既に出版されているので、これからの購入者は以下の方が良い。

PMP試験合格虎の巻 第4版対応―重要ポイント解説+演習問題・模擬試験 PMP試験合格虎の巻 第4版対応―重要ポイント解説+演習問題・模擬試験

アイテック 2009-09
売り上げランキング : 2841

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 

一級小型船舶免許・受験

| | Comments (0) | TrackBacks (0)
二級(当時は四級)小型船舶免許を取得して2度目の更新を機に、一級免許をステップアップ受験する。
二級保持者の受験は学科試験
・上級運行Ⅰ・・・8問
・上級運行Ⅱ・・・6問
の計2科目・14問のみのため、敷居は低い。
とは言え、一般のボートスクールに通うと4万円コース。今回は極力低予算でパスしたいので、適当なテキスト・問題集を探し、青木ボートスクール(http://www.aokiboat.jp/)のステップアップ教材を申し込む。これはDVD、テキスト・問題集、演習用海図、三角定規に学習から免許取得までのフロー説明がセットとなったもの。
受け取って見て感想は・・・必要十分、非常に手作り感が漂っていた。三角定規に至っては、ダイソーマークが。その他、海図問題に必要なコンパスを文房具屋で300円程度のモノを調達(ディバイダーはコンパスで済ませる)。
勉強時間は付属のDVD視聴1回、海図の問題を見て頭の中で解き方を確認、後は海図問題以外の問題をひたすら解く。総時間は3~4時間程度か。
実際の試験で思ったが、海図を計算するのに安いコンパス+ダイソーの三角定規では結構つらい。まず小さいので何度もずらさなければならず、また垂直・並行線を引こうにも定規同士が重なったりする。2~3回計算して、毎回誤差が生じた------試験自体は4択問題なので、試験のためだけなら近い値が出るので解けるが。
試験はとくにひねりも何もないので、少し集中して問題集に取り組めば間違いなく受かるだろう。当日中に回答が張り出され、結果を確認できた。あとは合格証を受け取り、運輸局に申請に行くのみとなる。
かかった費用は以下の通り。
・教材費 5500円
・身体検査・学科試験受験料 9100円
・免許申請費用 2000円
その他、証明写真や切手代などこまごましたものもあったが、概ね2万円ほど。

高度情報処理試験、プロジェクトマネージャの午後Ⅱ試験(論文試験)のみに的を絞った対策本。論文の構成から時間配分までガイド、そして実際の論文サンプルはほぼ全ての分野を網羅、かつ1つのテーマ毎に2つのサンプルを掲載。 

プロジェクトマネージャ合格論文集 (情報処理技術者試験)
プロジェクトマネージャ合格論文集 (情報処理技術者試験) 齋藤 登志勝

リックテレコム 2007-05
売り上げランキング : 173177

おすすめ平均 star
starPM合格のための必読書
star本書で合格しました。
star午後2対策の特効薬

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 

情報処理試験の論文試験は、「論文」というだけで敷居が高く感じる人も多い。事実、小生自身初めての論文試験で、何から手をつけて良いか戸惑ったが、本書は間違いのない1冊だった。2周ほど読み通すと、与えられたテーマ(試験題目)でどう構成していけば良いかは自然にできるようになる。高度試験の午前問題は足きり程度のレベルであり、過去問から同様の問題がかなりの頻度で出されるので、公表されている過去問で用は足りる。午後Ⅰは別の書籍を用意する必要あるが、ここも足きりレベル程度なので、午後Ⅱに焦点を絞る本書の狙いは的を射ている。

ちなみに小生は、1度目は論文の記述途中、構成に迷いが生じ(字数配分のミス)、ぼろぼろだった。しかし、それでも結果は「B」判定(あと1歩)だったため、題材から構成(字数配分)を10分以内に作る、というシミュレーションを数度行うことで、無事、2度目の受験で合格を果たした。

About this Archive

This page is a archive of recent entries in the 資格取得 category.

飛行機 is the previous category.

英語学習 is the next category.

Find recent content on the main index or look in the archives to find all content.

Powered by Movable Type 4.01