Recently in 投資 Category

罫線売買航海術―スキャルピングからポジショントレードまでの攻略テクニック (ウィザードブックシリーズ)罫線売買航海術―スキャルピングからポジショントレードまでの攻略テクニック (ウィザードブックシリーズ)
オリバー・ベレス ポール・ラング 関本博英

パンローリング 2008-06-13
売り上げランキング : 97776

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

チャートパターン、テクニカル分析から心理面まで、普遍的なトレーディング・スキルが詰まっているのだが、、、残念ながら時間なく熟読できず、詳細な批評できず。
過去の例(USのStockだが)を多数掲載・分析していて、有用なのは間違いない。時間あれば再読したい。
日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル
橘 玲

ダイヤモンド社 2013-03-15
売り上げランキング : 10526

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

恐らく誰もが、支出以上の国債を発行している現在の日本を是とはしていないだろう。そして、過去には韓国、昨今ではギリシャのように、国家が破綻またはそれに近い状況になるという自体も懸念しているのではないだろうか。 しかしながら、備えている人は少ないように思う(あるいはどのように備えればいいのかわからない、という人も多いだろう)。

本書では、国債デフォルトが起こる過程の以下3ステージを定義し、国債や金利、為替といった基本的な仕組み平易に書きつつ、それぞれのステージで具体的な商品名をあげつつ有効な手段を消化する。

・「第一ステージ」(国債下落、金利上昇)
・「第二ステージ」(円安、インフレ、国家債務膨張)
・「第三ステージ」(国債デフォルト、IMF管理下入り)

過去、デフォルトを起こした国でも、今の時代では餓死するような自体にはならない一方、希望を失い自殺という手段に走る人は多い。本書の”恐れる必要はない、しかし、備える必要はある。”はまさしく言い得て妙。
日経平均を捨てて、この日本株を買いなさい。日経平均を捨てて、この日本株を買いなさい。
藤野 英人

ダイヤモンド社 2012-02-09
売り上げランキング : 12382

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ひふみ投信で有名な著者による津投資ノウハウ本。”投資の世界で素人は勝てないので、アクティブではなくインデックスを主とすべき”・・・こんな主張が多い中、著者は積極的にアクティブ投資、具体的には株を買うべきと言う主張を

 ・インデックスは現在儲からないが、単体で探せばいくらでも成長株はある
 ・インデックス投資は時代遅れとなった保守的・大企業に投資することとなり、世のためにならない

という2つの根拠で説く。
単に儲けるだけの主張でなく、社会の発展させるという強い想いがあり、共感できた。

中盤はPERやPBRといった指標の簡単な解説、後半は具体的な銘柄の紹介をしているが、指標類の解説はかなり初心者向け、後半の銘柄紹介は疑問な点もあり(例えば再生エネルギーを押しているが、ヨーロッパでは太陽光バブルが弾け、また価格の下落で中国メーカーでさえ回らなくなっている現状を見ると、腹落ちしない)、個人的には前半部分のみが特に参考になった。
完全レベル別 30代~50代のための海外投資「超」入門完全レベル別 30代~50代のための海外投資「超」入門
岡村 聡

東洋経済新報社 2012-03-09
売り上げランキング : 70824

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「超」入門というだけあり、投資(複利)の効果から目的設定まで、基本的なところから言及されており、また素人が投資を考える年利20%や無目的が如何に見当違いか、分かりやすく説明している(単発で勝てても、決して長続きしない)。

機械的な対応やアクティブ投資ではなくインデックス投資の重要性を、ダニエル・カーネマンで詳しい人間の認知の歪みの解説から如何に人が失敗するかから説明され、非常に説得力がある。さらに、ではどうすればいいかと言うことで、証券会社の口座から実際の投信・ETF・ヘッジファンドの購入例まで、手取足取り書かれている。

名の通り「超」入門なのだが、書かれていることは非常に奥が深い1冊だった。
孤高の相場師リバモア流投機術―大恐慌を売り切った増し玉の極意 (PanRolling Library)孤高の相場師リバモア流投機術―大恐慌を売り切った増し玉の極意 (PanRolling Library)
ジェシー・ローリストン・リバモア 長尾慎太郎

パンローリング 2007-12-04
売り上げランキング : 23196

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

リバモア本人が書いた、トレード術。「欲望と幻想の市場―伝説の投機王リバモア」と比べて、物語よりもテクニックや心理面にフォーカスしている。特に、巻末にはリバモアによる株価の記録・分析術的なワークシートが掲載されており、巻末の用語集と共に参考になる。

もっとも、同じ記録・分析から得られる解は人それぞれなのだろう。本人も本書で語っているが、”楽に設けられる方法などない”ことは肝に銘じて読むべきだろう。これはあくまでもリバモアが生み出したものであり、実際の投資術は各々が苦労して編み出すべきだろう・・・amazonのひどいレビューを見て思った。
デイトレード―マーケットで勝ち続けるための発想術デイトレード―マーケットで勝ち続けるための発想術
オリバー ベレス グレッグ カプラ Oliver Velez

日経BP社 2002-10
売り上げランキング : 3125

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

アメリカでトレーダーを養成する機関の創業者が、投資で生き残るための指南書。投資の本というと、テクニカルやファンダメンタルな内容がほとんどだが、本書は心構えについて書いている---正確に言うと、原著では心構えとテクニカルの二部構成なのだが、翻訳されたのが前半の心構えのみとなる。

トレーダーで生計を立てるプロ、というと大きな利得を設けるイメージを持ってしまうが、いかに騙されやすい直感をコントロールするかという話と、反省・分析の繰り返しと言った地道な努力に尽きる。種々のマインドを解説するのだが、特に、(中身ではないのだが)帯の「勝者は希望を売り、敗者は希望を買う」が心に残る。

About this Archive

This page is a archive of recent entries in the 投資 category.

PC is the previous category.

is the next category.

Find recent content on the main index or look in the archives to find all content.

Powered by Movable Type 4.01