本日の1冊: 「感染症パニック」を防げ! リスク・コミュニケーション入門 (光文社新書)

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「感染症パニック」を防げ!  リスク・コミュニケーション入門 (光文社新書)「感染症パニック」を防げ! リスク・コミュニケーション入門 (光文社新書)
岩田 健太郎

光文社 2014-11-13
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3.11の原発・放射能問題を筆頭に、最近ではデング熱やエボラなど、人々はリスクに対して印象で過度に恐れたり無視することが多々ある。著者は、正しくリスクを認識し、対処するように説く。

SFTSのように日本ではほとんど報道されないながら、対処方法がなく実際に死者も多数出ているなど、エボラよりもよっぽど恐れるべきことがあるなど、如何にリスクに対する考えが印象で左右されているか思い知る。一方、本社は副題にもあるとおり発信者側に向けて書かれたものなのだろう。聴講側として読んでいると、効果的なプレゼンの仕方など、ちょっと意図していない内容もあった。

以下、興味深かった点を備忘録がてら記載。

・1950年には、医学知識が倍になるのに50年かかりましたが、2020年には、これがたったの73日になっています。

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This page contains a single entry by Yuki published on 2015年2月 5日 02:00.

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