本日の1冊: なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方
なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方 枝廣 淳子 小田 理一郎 東洋経済新報社 2007-03 売り上げランキング : 29427 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
問題を要素と関係(+時間)で表現するシステム思考。その七ヶ条とは、P.245より
1.人や状況を責めない、自分を責めない2.できごとではなく、パターンをみる3.「このままパターン」と「望むパターン」のギャップを見る4.パターンを引き起こしている構造(ループ)を見る5.目の前だけではなく、全体像とつながりを見る6.働きかけるポイントをいくつも考える7.システムの力を利用する
本書の書かれていることは見ればなんてことはなかったりするのだが、実際の実践は(特に当事者となって視野が狭くなっているときには)なかなか気付かない構図を、トヨタ式なぜなぜ5回などの事例も織り交ぜながら解説している。問題への見方、対応の仕方として、参考になる。
以下、備忘録がてら
”船をつくりたかったら、人に作業を割り振るのではなく、はてしなく続く広大な海を慕うことを教えよ。---A・サン・テグジュペリより” (P.225 章表紙・引用より)
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