特定操縦技能審査

| | Comments (0) | TrackBacks (0)

来年4月1日より施行される日本版Flight Review、特定操縦技能審査を受けた。

新たな記録用ライセンスを3月に申請・取得しており、申請手続きから申請内容も国土交通省のHPで一通り目を通していたので、スムーズに受けられた。以下、顛末を簡潔に記す。


まず受講場所、所属するフライトクラブ、ライセンス取得時にお世話になったスクールなどいろいろ探していたが、時間・費用的に手軽なJAPA(日本操縦士協会)で受けることにする。キャンペーンをやっていたことも大きい。
http://www.japa.or.jp/topics/2013/tokutei_hayawari.pdf


さて、実技だが、JAPAでは国土交通省の飛行訓練装置レベル3を取得したFTD、所謂Flight Simulatorを使って行う。
http://www.japa.or.jp/simulator/us21d.html

受験資格である、”180日以内に3回以上の離着陸経験”を満たしていなかったので、受験前に併せて訓練も行う。

担当教官は元JALのPilotとのこと。試験制度の前提より、ライセンスをお互いにCheckしあう。


FTD自体の癖は、最初は戸惑うも、他や自宅である程度行っていたこともあり、すぐに習熟できた。もしFTDで受けられる場合、事前にMicrosoftのFSである程度練習しておけば、問題ないだろう。逆に、シミュレータと言うことでいつもの癖からATC(無線)をはしょってしまいことに気をつけたい---自分はそこで指摘を受ける。

さて、次にOral(口頭)試験。航空安全講習会を2年以内に受けていたため、大部分は免除される。ただ、内容自体は大した量もないし、この制度の趣旨を考えれば、空飛ぶPilotは試験に関係なく把握しておくべき事だろう。落とすことが目的ではないため、内容はフリートークのように、いろいろ示唆や教示頂きながら、行われた。

さて。結果だが、PASSして、晴れて2年間はPICの要件を満たすことになる。

0 TrackBacks

Listed below are links to blogs that reference this entry: 特定操縦技能審査.

TrackBack URL for this entry: http://nakakura.net/movabletype/cgi-bin/mt-tb.cgi/875

Leave a comment

About this Entry

This page contains a single entry by Yuki published on 2013年6月28日 23:22.

本日の1冊: 日本経済の奇妙な常識 (講談社現代新書) was the previous entry in this blog.

本日の1冊: クアトロ・ラガッツィ (上) 天正少年使節と世界帝国 (集英社文庫) is the next entry in this blog.

Find recent content on the main index or look in the archives to find all content.

Powered by Movable Type 4.01