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さすが!
書籍「フリー」の方式を日本で最初に(多分)実現したのが、ネットベンチャー企業「ライフネット生命」の副社長・岩瀬大輔氏となった。
http://totodaisuke.asablo.jp/blog/2010/02/27/4910657
4月15日までの期間限定ながら、同氏の書籍「生命保険のカラクリ」の電子版を無料でダウンロードできるようにされた。
最も伝えたいメッセージ(=生命保険を理解してもらう)を多くの人に伝えるため本を無料とし、結果(間違いなく)同氏・ライフネット生命のファンとなる人が増えていく、「フリー」に記載のあった新しいビジネスモデルの1つだ。
「フリー」に記載あることだが、アメリカでラジオが登場した当時、流す音楽のロイヤリティーをどうするかもめたらしい。全リスナーを対象とすると、膨大な金額となりラジオ局が払える金額ではなくなるし、そもそも正確なリスナー数を把握することは不可能であった。それから試行錯誤を経て、今の形式に至った。当時のラジオと同様の問題が、現在のネットであり、違法ダウンロードや新聞・TVといった旧態のマスメディア衰退だろう。
この辺の事情は「フリー」に詳しいのでここでは割愛するが、とにかく日本でこれほど早く、しかも明確なメッセージをもって革新的な事ができたことに感動した。
c.f.