SF: 2010年3月 Archives

映画: アバター

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アカデミー賞は振るわなかったが、メディア・知人、その他の前評判通り。ストーリーに関してはほとんど前提知識を得ずに鑑賞したが、非常に満足いく1作だった。

イメージとしては、「スター・ウォーズ」+「ダンス・ウィズ・ウルブス」のSF版+宮崎駿の実写版+TVゲーム「ファイナル・ファンタジー」÷4といったところ(あくまでもイメージとして、決して二番煎じという意味ではない)。

”稀少な資源を巡って、原住民を無視して搾取を行う民間企業の地球人”といつ現実となってもおかしくない設定の元、主人公が原住民との対話を巡って葛藤をもたらす。ストーリーも娯楽映画としてきれいにまとまっており、何より見たこともないSFX、映像美に感動する。

また、自ら飛行機の免許を取得した宮崎駿同様、飛行機が好きなのか飛行シーンやマニアックな航空用語がふんだんに使用されている(残念なのが、意図的かどうかかはわからないが、字幕ではそうした用語がかなり意訳されている)。話題の3Dと効果相まって、自ら飛んでいるかのように錯覚を覚えるほどの飛行シーンはそれだけで気持ちがいい。

その3Dについても、一昔のようにそれだけを全面に出すわけではなく、違和感なく見ることができた。唯一、注文を付けるとすれば3Dの眼鏡が耐久性を持たせるためだろうか、かなりごついのだが、重みがあって鼻が痛くなる。。。

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