自己啓発: 2010年2月 Archives
傷はぜったい消毒するな 生態系としての皮膚の科学 (光文社新書) | |
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即戦力の磨き方 (PHPビジネス新書) | |
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ばっさりと切り捨てるような口調に批判もある大前研一氏だが、一般の人の遙か先を見越す視野の広さには敬服する。本書でも、世の中が、ルールが変わったのに今まで通り昼行灯な日本人を一刀両断する。強烈な目覚ましとなるか、反論や妬みで終わるか(論理的な反証できるならこの限りではないが)、読む人によって異なる。しかし、何かしら問題意識を持っていれば、何かしらの気付きが得られる。ぜひ、自分の明日のために読んでおきたい1冊。
内容構成は以下の通り。
・現状-序章:下克上の時代
・解決策-第一~三章:三種の神器。i.e. 語学力(英語)、財務力、問題解決力
・その他-第四~五章:勉強法、会議術
・未来-終章:人生設計
■メモ
エスペラント語:1887年、ポーランドのL.L.ザメンホフが国際共通語として考案した人工語(P.54)
アマルガメーション(amalgametion):地上げ(P.81)
リブート:もともとカウボーイがブーツを脱いで靴底の石を取り除くという意味。(P.124)
使う力 知識とスキルを結果につなげる (PHPビジネス新書) | |
PHP研究所 2006-04 売り上げランキング : 37505 おすすめ平均 「使う力」ってタイトルで本を書いてみようと閃いただけだと思う 早く読むことができるので○ 知識は・・使うためにこそ Amazonで詳しく見る by G-Tools |
知識(Input)については日本の教育の特異とするところだが、それを使う力(Output)の会得方法は体系化されておらず、師弟制度でもなければなかなか積極的な習得が難しい。本書はそうした使う力の定義から、習得方法を記す。BCGの日本代表が著者とのことで、堅い内容を想像するも非常に簡潔にまとまっている(難しいことを簡潔に表せるところに、著者の能力の高さが窺い知れる)。
言わんとするところは野口吉昭氏に近い物があるが、野口氏の著者が実例や感覚的な側面が強いのに対し、こちらの方がフレームワークも多く解説、ロジカルシンキング・企画力・会議力といった実務から気持ちやリフレッシュ方法といった記載もあり、より俯瞰的。
キーワード:ブレット・ポイント 要点をまとめること
c.f.
コンサルタントの「解答力」 (PHPビジネス新書)