社会: 2010年5月 Archives

日本のお金持ち妻研究
日本のお金持ち妻研究
東洋経済新報社 2008-08
売り上げランキング : 21012

おすすめ平均 star
starこんなにキチンと本を読んだのは久しぶり。
starおもしろーーい!!

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一見すると軽そうなタイトル・表装だが、中身はこれが至極まじめに高額納税者の妻のバックグラウンド・価値観等をインタビュー・分析している。ゴシップではなく、純粋に異なる異なる境遇・環境の人生や考えを知る本として、適度にまじめに、でも肩肘張らずに読み物として楽しめる。
スペースシャトルの落日~失われた24年間の真実~
スペースシャトルの落日~失われた24年間の真実~
エクスナレッジ 2005-05-12
売り上げランキング : 99961

おすすめ平均 star
star2度の事故が起きた後なら
starあとから失敗をなじる、著者の姿勢
starスペースシャトルの失敗の歴史に学ぶ

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宇宙からの帰還時には飛行機のように飛行(滑空)して着陸するスペースシャトル、それまでの使い捨てロケットとは異なり、いずれは旅客機のように人を宇宙へシャトル(往復輸送)する乗り物。そんなイメージを本書は真っ向から否定する。

期待の誕生から2度の事故を経て引退を間近に控えたスペースシャトルの歴史、欠陥まで裏事情を含んだ全容を把握できる、数少ない1冊。何が間違っていたのか、強いては日本の宇宙戦略はどうすればいいのか。

ちょっと結果ベースの批評で、ネガティブな内容が多いのが残念。

 内容(「BOOK」データベースより)

イジメ、非行…居場所がなかった青春。そして偏差値40からの一流大学への挑戦。大学を卒業し、本当の現場を見たいと渡ったアジア最貧国。腐敗にまみれた国で見つけた眠る素材、出会う人々。やがてバッグ造りで起業を決意。数々の失敗、挫折、裏切りに遭いながらも歩みを続け、途上国発ブランド、マザーハウスを軌道に乗せて各マスコミで注目の女性。明日へ向かう力に溢れたノンフィクション。
裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ)
裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ)
講談社 2007-09-22
売り上げランキング : 873

おすすめ平均 star
star前向きにぶつかる生き方が素晴らしい
starとってもすごい人なんだけど、とても親しみを感じてしまう
star刺激もらえます!

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「マザーハウス」のブランドで見かけることが多くなったバッグの会社・起業記。人は(例外なく自分も)何かを考えたときに失敗の不安やリスクで躊躇してしまうことが多いが、筆者はまず行動から入る。人並みに悩み、苦労するのだが、壁にぶつかる度にそれを乗り越えてきたその努力に、ただただ脱帽。

著者の生き方を見ていると、如何に自分が狭い範囲で生きているか思い知らされる。自分で自分の壁を作ってしまっている、せまい領域(学校・会社)で一喜一憂している、などに少しでも思いあたる場合、本書が新たな風を吹き込んでくれる1冊になる。