社会: 2010年2月 Archives
さすが!
書籍「フリー」の方式を日本で最初に(多分)実現したのが、ネットベンチャー企業「ライフネット生命」の副社長・岩瀬大輔氏となった。
http://totodaisuke.asablo.jp/blog/2010/02/27/4910657
4月15日までの期間限定ながら、同氏の書籍「生命保険のカラクリ」の電子版を無料でダウンロードできるようにされた。
最も伝えたいメッセージ(=生命保険を理解してもらう)を多くの人に伝えるため本を無料とし、結果(間違いなく)同氏・ライフネット生命のファンとなる人が増えていく、「フリー」に記載のあった新しいビジネスモデルの1つだ。
「フリー」に記載あることだが、アメリカでラジオが登場した当時、流す音楽のロイヤリティーをどうするかもめたらしい。全リスナーを対象とすると、膨大な金額となりラジオ局が払える金額ではなくなるし、そもそも正確なリスナー数を把握することは不可能であった。それから試行錯誤を経て、今の形式に至った。当時のラジオと同様の問題が、現在のネットであり、違法ダウンロードや新聞・TVといった旧態のマスメディア衰退だろう。
この辺の事情は「フリー」に詳しいのでここでは割愛するが、とにかく日本でこれほど早く、しかも明確なメッセージをもって革新的な事ができたことに感動した。
c.f.
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今年、サッカー・ワールドカップが開催される南アフリカ。アパルトヘイト、マンデラ、犯罪、資源、・・・と点でしかなかった南アフリカの知識。それらが本書によって、一気に繋がった。南アフリカ駐在の経歴が長い著者だけあり、歴史、現状、地理、等々様々な視点から南アフリカという国を理解できる---それでも、変化が激しいため著者も数年空いただけで別物のように感じるというのだから、絶対ではないのだが。
ちなみに、モーガン・フリーマン主演で映画化された、ネルソン・マンデラがラグビーのW杯を利用して国の士気を高め、ついには史上最強と言われたNZのオールブラックスを破って優勝する話ももちろん掲載されている(映画のタイトルは「インビクタス・負けざる者たち」)。
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