本日の1冊: BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族

| | Comments (0) | TrackBacks (0)
BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”
クリストファー・マクドゥーガル 近藤 隆文

日本放送出版協会 2010-02-23
売り上げランキング : 7633

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ランニングの書としては秀逸、小説としては駄作。特に、前半の部分は読み進めるのが非常に辛いので、ランニングについて何かしらの示唆を得たいと思っている人は、どんどん読み飛ばすことを薦める。

そのランニングについては、目から鱗が落ちる話がいろいろあり、示唆に富む。

・保護機能(高いクッション性、プロネーション矯正)がついた高価なランニングシューズを履く者は、安価な(40ドル未満の)シューズを履くランナーよりもけがをする頻度が著しく大きい
・一般的に馬が全力で走ったときの速度は、毎秒7.7mである。そのペースを維持できるのは約10分間で、その後は毎秒5.8mに減速しなければならない。だが、一流のマラソン走者は毎秒6mの速さで何時間もジョグできる。スタートで馬に引き離されてとしても、忍耐力と距離さえあれば、徐々に差をつめることは可能だ。
・人は歳をとるから走るのをやめるのではない。走るのをやめるから歳をとるのだ。

0 TrackBacks

Listed below are links to blogs that reference this entry: 本日の1冊: BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族.

TrackBack URL for this entry: http://nakakura.net/movabletype/cgi-bin/mt-tb.cgi/1124

Leave a comment

About this Entry

This page contains a single entry by Yuki published on 2015年1月21日 23:08.

本日の1冊: エンデの遺言 ―根源からお金を問うこと (講談社+α文庫) was the previous entry in this blog.

本日の1冊: エイズを弄ぶ人々 疑似科学と陰謀説が招いた人類の悲劇 is the next entry in this blog.

Find recent content on the main index or look in the archives to find all content.

Powered by Movable Type 4.01