本日の1冊: 侮日論 「韓国人」はなぜ日本を憎むのか (文春新書)

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侮日論 「韓国人」はなぜ日本を憎むのか (文春新書)侮日論 「韓国人」はなぜ日本を憎むのか (文春新書)
呉 善花

文藝春秋 2014-01-20
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従軍慰安婦に始まり、朴槿恵大統領の「1000年の恨み」のように、なぜ韓国の人々はあそこまで嫌日を通り越して侮日という態度を取るのか。本書は元・韓国人で元々は日本を下に見ていたというだけあり、客観的に本質を洞察している。

事実や論理的な話が通じず、日本や親日家に対して法治国家とは思えない対応をとるのも、日本は中国、つまり世界の中心から韓国よりも離れた野蛮でレベルの低い民族という価値観が韓国人にはあるというところから納得。また、後半では文化や価値観の違い、例えば日本人のマナーとされる、脱いだ靴の向きを変えることや食事中に音を立てずに食べること、また知人同士でも適度な距離感を持つことが、韓国の人々にとっては不快に感じると言うことから、多大な誤解を生んでいることも紹介する。
一方で、第二次大戦中の朝鮮併合時も、当時の状況を知る人々は日本を恨んでおらず好意的に考えているというところなど、日本人として自虐的な歴史ばかりを目にする中でハッとさせられる。

日韓問題を、韓国の嫌日の理由を、客観的に考えてみる機会にしたい。

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