本日の1冊: 僕は君たちに武器を配りたい
僕は君たちに武器を配りたい 瀧本 哲史 講談社 2011-09-22 売り上げランキング : 3739 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
日本は最も成功した社会主義と言われたりもするが、これから本格的な資本主義、特にグローバル経済に移行していく中で、どのような人が生き残れるか、問題提起する。
ITや英語などを必死になってもコモディティにしかなれないこと、専業主婦や住宅ローンなどを安易に選択する無謀さ、若者の就職ランキング上位企業が年月を経てどうなるか、などなど考えなしに”普通”や”みんなやっている”ことに警笛を鳴らす。その上で、今後生き残るタイプを6タイプ(その内、2タイプは将来性がないとも)を提示する。
本の内容は即効性のあるものではなく、あくまでも意識を変えるきっかけに過ぎない。”武器”というよりは”地図”や”ガイド”という、抽象的な印象を受けた。同じ著者では、「君に友だちはいらない」の方がメッセージ性を感じる。
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