本日の1冊: 加齢臭読本 いくつになっても、におわない人の習慣
加齢臭読本 いくつになっても、におわない人の習慣 奈良 巧 草思社 2012-04-14 売り上げランキング : 35896 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
”加齢臭とは何か?”から始まる臭いの基礎知識、石けんと洗い方・保湿とワキガ対処・食事習慣・洗剤と洗濯法の4つの構成で対処法、そして最後に他の人の臭いに対する対処で構成される。特に、石けんと洗い方に本書の大部分が割かれており、様々な商品を、実際にメーカーの人へのインタビューと共に紹介している。”いいにおい”だとか、”柔らかな泡が立つ”など、臭いの有無に関係なく使ってみたくなるものも多い。資生堂の売り場にいるビューティカウンセラー(女性)への肌診断依頼など、体当たり的なリポートも好感を持てる。
但し、本書の構成や、種々結論づけるところは、論理的でない。例えば、巣鴨の薬局では加齢臭に対処する石けんがなく、今までも問い合わせないという事実から、巣鴨にくる高齢者は女性が多い(事実か著者の推測か不明)、そして他者とのコミュニケーションのない人は加齢臭に悩まない(P.212)と結論づけているが、これは明らかに論理の飛躍である。
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