本日の1冊: 「困った人」の説得術

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「困った人」の説得術「困った人」の説得術
出口 知史 伊東 明

日本経済新聞出版社 2011-08-09
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”困った人”を評論家クレーマー、職人クレーマー、思考停止クレーマー、現実逃避クレーマー、近視眼クレーマーに分類し、それぞれについて対策を述べている。一見、それぞれ適当に名付けていそうだけれどうまく分類されており、多数がやっかいと思う人は上記のいずれかに属するのではないだろうか。著者はコンサルティングファームに属していたとなるほど、その分類の納得感(MECE)に頷く。

それぞれに対する分析も的を得ていて、チャレンジしてみよう(そんな人達に遭遇しないのが1番なのだが)と思わせるとともに、そうした人達を如何に持ち上げるか書かれているのを見て、これら困った人はその人の一部の側面でしかないと気付かされる。対立が全ての解決策ではなく、如何にお互い向上するか。と同時に、自分自身、こうした”困った人”の顔がでていないか、ちょっと冷静になってみる。


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