本日の1冊: 外資系コンサルの真実―マッキンゼーとボスコン
外資系コンサルの真実―マッキンゼーとボスコン | |
北村 慶 東洋経済新報社 2006-10 売り上げランキング : 215371 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
「マッキンゼー」と「BCG」を中心に、日の目を見ることが少ないコンサルティング会社の実情をわかりやすく解説する。特に知ろうとしても情報が少ないだけに、本書の内容、iモードなどの製品開発から日本郵政民営化プロジェクトのように政治など、ありとあらゆる分野に進出している実態は驚きすら覚える。それでも日本のコンサルティングマーケット2000億円強は、GDP1/10の韓国が700億円、2倍のアメリカでは7~8兆円と比較して、まだまだ市場拡大の余地があるという。(P.50)
コンサルティングの内情としてキャリアパスや年収のイメージ、パートナーの仕事や報酬の仕組みを、仕事の進め方としてフレームワークの解説まで記されている。
萌芽期のコンサルへ対する畏怖の念があった時代を過ぎた今、コンサルティング会社の限界を客観的に分析しつつ、コンサルティング会社との上手なつきあい方でまとまっている。
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