本日の1冊: 米国製エリートは本当にすごいのか?
米国製エリートは本当にすごいのか? | |
佐々木 紀彦 東洋経済新報社 2011-07-08 売り上げランキング : 340 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
著者はアメリカのエリートを経済、政治、軍事の3タイプに分類、それぞれの成り立ちや関連を、スタンフォード大学留学経験を元に、日本(+韓国、中国)との国民性、歴史の違いから来る考え方の相違などをまとめれた1冊。純粋に世界全体との相違を想像していたので、少し範囲が限定的で、内容も拡散気味なので著者の経験が主という印象はぬぐえなかった。
ただ、巻末の参考文献の数からも、著者が如何に膨大な読書をされたか(本書の中でも、アメリカの学生は4年間に480冊を読まされると記載あり)が伺えると共に、思考の広さ・深さを持つ人の知的筋肉の育て方が垣間見え、面白い。
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