本日の1冊: 最後の授業 ぼくの命があるうちに DVD付き版
最後の授業 ぼくの命があるうちに DVD付き版 | |
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3人の幼い子供を抱えた、余命宣告を受けた大学教授。限られた時間をどのように、有意義に楽しく過ごせるか。そんな彼がカーネギーメロン大学で行った最後の授業の様子を描いた1冊。
本では細かいストーリーから、人生のヒントが満載。付録のDVDでは、Webでも流れていた、エンターテイナーでもある教授の見事なプレゼンテーションが見られる。
至極当たり前の事も多いが、共感・心に残った記載を備忘録がてらメモ。
・不満を口にしない
あれこれ不満を言い続けて人生を送る人が、あまりに多い。不満を言うことに費やす10分の1を、その問題を解決することにまわしたら、ものごとがいかにうまく進むか驚くだろう。(P.159)
・幸運は、準備と機会がめぐりあったときに起こる―――紀元前一世紀に生まれた古代ローマの哲学者、セネカの言葉。少なくともあと2000年は語り継ぐ価値がある。(P.170)
・自分にできると思っても、できないと思っても、それは正しい―――僕が新入生に必ず言うオリジナルの言葉。(P.170)
・経験とは、求めていたものを手に入れられなかったときに、手に入るものだ。(P.173)
・子供にチームスポーツをやらせるときは(フットボールでも、サッカーでも)ほとんどの場合、そのスポーツの複雑さを学んでほしいからではない。
本当に学んでほしいのは、(略)チームワーク、忍耐力、スポーツマンシップ、一生懸命にやることの価値、逆境に立ち向かう能力。このように何かを間接的に学ぶことを、僕は「頭のフェイント」と呼んでいる。(P.59)
→ストーリーとして、著者のメッセージとして、最後に重要な意味を持つ。
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