本日の1冊: マネジメント - 基本と原則 [エッセンシャル版]
マネジメント - 基本と原則 [エッセンシャル版] | |
P・F. ドラッカー 上田 惇生 ダイヤモンド社 2001-12-14 売り上げランキング : 19 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
初めてマネジメントを体系だってまとめた著として、未だ(あるいは今だからこそ)バイブル的な1冊。エッセンシャル版と言うことで非常に読みやすくまとまっており、環境・時代こそ変われど中身は普遍的なもので、読む人・その状況にかかわらず、万人にとって参考になる1冊。
”マネジメント”のタイトルの通り組織の管理職・経営職向けではあるが、プロフェッショナル、即ち自らのマネジメントという観点で新入社員から、繰り返しになるが万人に貴重な1冊である。
読む毎に得るものがあるが、以下、今回特に印象深かった記述を備忘録がてら記載。
・企業の目的(P.15)
・仕事とは何か(P.58)
・致命的なことは、不平等化の錯覚である。(P.115)・・・アメリカの社会的病として記述しているが、正に小泉政権の格差拡大を問題視していたことにも読み替えられる。
・組織の精神(P.145)・・・天才をあてにするな、成果を中心に考える
・必要な(組織の)階層の数については、西欧社会における最古にして最大のもっとも成功している組織、カトリック教会が参考になる。(P.194)
・イノベーションを行うには、組織全体に継続学習の風土が不可欠である。(P.271)
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