本日の1冊: 歌舞伎町のシャブ女王―覚醒剤に堕ちたアスカの青春
13歳から覚醒剤をやってきたアスカの半生、及び彼女を更正しようとする著者の元広域暴力団組長との交流記。
歌舞伎町のシャブ女王―覚醒剤に堕ちたアスカの青春 | |
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本書の主人公は比較的高級な覚醒剤(混ぜ物の少ない)を使用できる立場にいたため、比較的、体を壊さずにきたのだろうか。それでも少なからず精神の異常を来している。何より、まともではない人間関係、普通の社会生活を営むことは到底不可能に感じる。壮絶な子供時代から、生まれたまま親を知らずに預けられる子供など、覚醒剤=悪といった表面的なものではない、問題の実態を赤裸々に綴る。但し、あまりに過激な描画は、読む人によっては気分を害するだろう。
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